2018年7月12日木曜日

レギルラッゾ&ローガストにおけるみかわしと素早さ


聖守護者の闘戦記においては、現在安定的に席があるのは僧侶・天地・占いの3職です。この3職は装備は共通に使用できますのでお財布的にもリーズナブルですね。天地・占いで多いのは全ての攻撃+3%があるクルーガーでしょう。僧侶もクルーガーを流用してもいいですが、装備枠に余裕があるなら瀕死時みかわし+30%がある神託がいいですね。神託はかなり前の装備ですがDKに僧で行っていた人ならまだ倉庫にあるかもしれませんし、新しく買ってもそんなに高くないです。

私自身は闘戦記3に行くときは主に僧侶で行きます。そんなとき気になるのが、足の装備と料理でどのような準備をするかです。足にはみかわしを盛った方が良いんでしょうか、素早さを盛るべきなのでしょうか。料理はみかわしオムレツとクイックケーキのどちらを食べたら良いんでしょうか?

※以下、長いうえに読むのがダルいと思いますので、結論を書いている【個別の評価】のところに進んでもいいです。



闘戦記での最も多い死因は打撃による死ですが、これを無効化してくれるありがたい効果がみかわしです。当然ながら、みかわしの数値は高いほどいいです。
でも実際にプレイしてみると、正直なところみかわし盛りまくっても普通に殺されますよね。これはみかわしをどんなに盛ってもせいぜい10数%にしかならないからです。闘戦記3みたいに2匹に3回行動でワンパン連打されますと、みかわし10数%を何回も引き続けることは困難です。
(ミネアの審判がついていても思ったほど効果が感じられないのと同じ理由です。)

でも時折、神のような回避モードに入りますよね。あれは「瀕死時みかわし+30%」が発動しているからです。この+30%は圧倒的に強力な効果ですので、瀕死時みかわしは必ずMAXにしておかないといけません。どんな職でも炎の宝珠で18%、盾の180スキルで6%の合計24%瀕死時みかわしを積むことができ、瀕死時におよそ4分の1の確率で回避モードに突入します。僧侶なら神託でさらに10%積み増して34%、およそ3分の1の確率でみかわし+30%が発動するようになります。

一方で素早さの方は行動間隔に関係してきます。行動間隔は7秒×(1-素早さ/2048)で決まるそうですので、単純に計算してみると、素早さが100上がると行動間隔は0.34秒短くなることになります。(また素早さの100分の1だけみかわしも上がるそうです。)
特に気になるのは蘇生直後の無敵時間と天使の守りの関係です。素早さを十分に上げれば、無敵時間中に天使の守りができ、全滅しそうなときにも粘って立て直すことができそうです。そのため、素早さもできるだけ盛りたいところですね。

問題は、装備と料理でこのみかわしと素早さのどちらを盛ればいいかということです。そこで、少し計算してみました。



【みかわし計算式】
宝珠1.2+足の数値+料理の数値+素早さ/100
※瀕死時みかわしが発動した場合、この数値に+30となります。

【行動間隔計算式】
7秒×(1-素早さ/2048)
※正確には(7秒+スキル補正+装備補正+状態変化補正)×(1-素早さ/2048)になります。基本の7秒にかかるスキル補正はまもの使い、装備補正はトライバル、状態補正はピオなどです。レギロではどれもあまり関係なさそうなので省きました。

【蘇生後行動開始時間計算式】
2.5秒+行動間隔の数値

では計算してみましょう。私の僧侶のキャラの調整前の素早さは584です。輝石ベルトで20、カード15、氷闇15を盛っていますので、多分普通よりもかなり高い数値だと思います。また、みかわしについては宝珠1.2のみです。これを基準にスタートしましょう。

ここに、①みかわし足4.5、②素早さ足45、③みかわし料理2.2、④素早さ料理60を組み合わせてみるとどうなるでしょうか。(足装備のみかわしと素早さについては、比較的入手しやすい埋め尽くしで計算しています。)

・パターンA:①みかわし足4.5+③みかわし料理2.2(みかわし特化)
・パターンB:①みかわし足4.5+④素早さ料理60(バランス型1)
・パターンC:②素早さ足45+③みかわし料理2.2(バランス型2)
・パターンD:②素早さ足45+④素早さ料理60(素早さ特化)



以下は、各パターンでの数値です。見る必要のあるところだけ網掛けしてます。
数値は%または秒数を示しています。数値の下のカッコ書きは、パターンAと比べたときの増減の割合です。




【個別の評価】(結論)

●パターンA:①みかわし足4.5+③みかわし料理2.2(みかわし特化)
見てすぐに分かるとおり、みかわしの絶対値にこだわる場合はパターンAですね。素のみかわし合計値(f)は13.7%と一番高くなっています。(まあ、高いといっても13.7%ではありますが・・・)
一方で、こちらも当たり前ですが行動間隔は一番遅くなっていますね。

●パターンB:①みかわし足4.5+④素早さ料理60(バランス型1)
パターンAと比較してみた場合、バランス型のパターンBもかなりいいということが上のデータから分かります。みかわしは1.6下がりますが、行動間隔は0.2秒も短縮されます。20分戦い続ける闘戦記では、この0.2秒の差でかなり行動差が出てくるような気がしますよ。
注目すべきはパターンAと比較したときの増減割合(数値の下のカッコ内)です。瀕死時みかわしの値はAよりも3.7%下回りますが、行動間隔の方は逆に4.1%上回っています。合計のコスパは一番高いといっていいでしょう。

●パターンC:②素早さ足45+③みかわし料理2.2(バランス型2)
パターンCは極めてコストパフォーマンスが悪いです。パターンBと比べてみかわしでも行動間隔でも負けていますので、あえてパターンCを選ぶ理由は全くありません

●パターンD:②素早さ足45+④素早さ料理60(素早さ特化)
パターンDは素早さ特化です。みかわしの数値はAよりも5.6%下がりますが、コマンド間隔は0.35秒速くなります。
パターンBと比較してみると、Bよりみかわしが4.0%下がるかわりに、行動間隔が0.15秒速くなります。これだけ見るとBのコスパに比べてDはちょっと見劣りするかも知れません。
ただし、パターンDまで素早さを盛ると、蘇生後の無敵時間中に天使の守りを入れることが現実味を帯びてきます。
蘇生後の無敵時間は「9.5秒」みたいに言われています。一方で、天使の守りの発動時間は「3秒」だそうです。ここに天使の守りの瞬きの宝珠を入れると27%発動時間が短縮されますので、天使が「2.19秒」になります。
パターンDの蘇生後行動開始は7.15秒(j)、天使の発動時間を足して9.34秒(k)です。なんと0.16秒以内で天使を最速入力できれば無敵時間中に天使が収まることになりますね(L)。

実際には人間に最速入力は難しいでしょうが、それでもレギロにドンピシャで攻撃を合わせられない限り、かなりの確率で無敵天使ができるのではないでしょうか。
(他のパターンの(L)では、AとCはそもそも無敵時間を超過してしまっていますし、Bも猶予時間はわずか0.01秒ですので現実的に無敵中の入力は不可能です。)



自分で計算してみて、コスパのパターンBと無敵天使のパターンDが良さそうに感じています。そのうえ、クイックケーキはみかわし料理に比べて極めて安価であるのも見逃せないポイントでしょう。
しばらくこの二つを試してみたいと思っていますよ。


●参考文献
みかわし:DQ10公式ガイドブック魔人本p.326
瀕死時のタイミング:まんまる堂 https://manmarudo.jp/post-26389/
行動間隔:雪豹の記録保管庫 https://yukihyo.xyz/?p=14016
蘇生後行動間隔:ゆきらぼ https://yukidqx.exblog.jp/28197167/
蘇生後無敵時間:ドラクエ10情報まとめ http://dq10info.blog.jp/archives/52168796.html(元ネタは5チャンネルスレ聖守護者の闘戦記75戦目)
天使の守り発動時間 DQ10Wiki https://wikiwiki.jp/dq10dic2nd/【天使の守り】



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