2018年12月12日水曜日

スコルパイド3の大まかな流れ


スコルパイド戦の大まかな流れと注意すべき点をあげておきます。


【PTをどう組むか】

サソリで一般的なPT構成は、まも2バト賢、まも2道賢などです。この両者はかなり性格の違うPTなので、プレイヤーによって慣れ不慣れがあります。どちらでもクリアはできますので、自分の好みに応じて好きな方を集中的に練習した方がいいと思います。

・まも2バト賢(攻撃型)
バトの攻撃力を加え前衛を3にしたPT。賢者リンクのまもがサソリの正面に立ち、バトがサソリの左(内側)、バトリンクまもが右(外側)に立ちます。この構成の場合、分散する災禍は4人受けすることが多いです。
賢者リンクまもは壁役として賢者タゲのときに抜けさせないようにします。バトの役割は削り。ハヤブサやミラもろなどで積極的に削ります。バトリンクのまもはアビスのときに素早く射線から離れて雫を使いましょう。
この構成の場合、賢者は両サイドに回復や雨を届かせるために少し近づき目になることが多いです。賢者リンクまもに範囲攻撃が来たときは、賢者リンクまもは余り逃げずに少し下がる程度にして、その分両サイドの前衛が回避行動を取りましょう。賢者リンクまもが大きく下がると賢者を巻き込んでしまうので注意。

・まも2道賢(安定型)
DKやメイヴなどの常闇構成と基本的に同じ。前衛1後衛1がペアになってリンクします。分散する災禍は前衛2人、後衛2人だけで受けるようにします。
道具の役割はバイキ、ガジェ、レボル、MP回復、リムーバー、アビス時の雫、さみだれでの削りなど。道具は雫などの使用が早いので頼りになりますが、その分負担も大きいので、PTで適宜アイテムを負担するなど気をつかう必要があるでしょう。
賢者は比較的離れていても大丈夫。前衛のツッコミ避けのためにも、熱波破軍をツッコミで十分かわせる距離を空けておきましょう。

※バージョン4.4への移行に伴いまもの使いのステ・ツメ双方がかなり強化されました。火力が上がったので、今後はピーキーなバト入りよりも、安定型の道具入りの方がメインになっていくと思います。



【事前準備】

全員、最低でも毒・即死は100にしていきましょう。

●まもの、バト
毒・即死100にしたうえでHPと攻撃を盛ります。宝珠は攻撃や会心、ハヤブサやタイガー、果てなきウォークライなどを入れておきます。

●道具
道具もできるだけ攻撃を高めておきましょう。また、レボル成功率のために器用さもできるだけ盛っておきます(レボル器用値は上限700で70%成功率になっています)。レボルの入り方で討伐可能性が決まってくるといっても過言ではないので、なるべくレボルの成功率を高めておきましょう。各種瞬き宝珠も入れておきます。

●賢者
賢者の装備は杖とブメ盾で分かれるところです。どちらも長所がありますので、速度ブメがある場合はブメ盾、なければ杖で使い分けていいでしょう。いずれの場合もできるだけ回魔を盛りましょう。緑玉だと600くらいでリダから足切りされるかもしれません。


ここまでは普通ですが、サソリではさらにもう一工夫。

●メトロノームを使いましょう!
必ずメトロノームを使いターンエンドまでの秒数を把握しましょう。サソリが動き始めたら「1,2・・・」と数えておくようにします。今回、特に後衛にとって、秒数把握は非常に重要です。
もともとパラとかではメトロノームを使うのは常識レベルですが、後衛の場合、これまであまり気にしたことがなかったかもしれません。
しかしサソリの場合は、エンド前にタゲがわざと当たりに来て押し反撃を誘発するという流れが一般的です。ということは、後衛こそ秒数を把握しておかなければいけないということですね。だからこそ、後衛は必ずメトロノームを使いましょう。
(ぶっちゃけ今回、前衛は壁更新も不要ですので、メトロノームが必要なのは後衛だけです。)
メトロノームは別にわざわざ準備する必要はありません。スマホの無料アプリか何かで鳴らしておけば十分です。

●ツッコミが使いやすいようにコマンド配置しておく!
サソリでは、破軍を避けたり分散災禍で集合したりするときのためにツッコミが重要になります。前衛だけでなく、後衛もツッコミを使いやすい位置に配置しておき、いざというときはすぐにツッコめるようにしておきましょう。
戦闘中も、前衛は常にコマンドをツッコミに合わせておきましょう。今回、コマンドのホームポジションはタイガーやハヤブサではなく「ツッコミ」です。

●HPリンクのタイミング
まも構成の心髄はHPリンクです。これの維持が生命線ですので、HPリンクを切らさないようにしましょう。
HPリンクの有効時間は5分です。キッチンタイマーなんかを使ったりして、なんとしてでも時間を把握するようにしましょう。時間経過で切れて、それに気づかない時がもっとも危険です。スマホの5分タイマーでもいいでしょう。
別ペアのリンクが切れそうなこと、あるいは既に切れていることに気づいたら、声をかけあいましょう。もし別ペアが「リンク更新しま~す」みたいな発言をしていたのを聞いたら、自分に向けて言っているセリフだとは思わなくても、すぐに自分のHPリンクをチェックしましょう。おそらくそのセリフは、キツい指示だと思われないようにさりげなく発言されてはいますが、100%あなたに向けられたものです(本当)。



【戦闘の流れ】

①ターン開始。前衛は壁、後衛は後ろで待機。必ずサソリの動きを見てから後出しで行動するようにしましょう。サソリの動きを見るまでは前衛はツッコミ待機しておきます。
賢者はサソリを前衛に引っかけられるような位置取りをしたうえで、ある程度距離を取って離れておきましょう。前衛は熱波や魔蝕、破軍をツッコミで避けますので、ツッコミできる距離を取っておく必要があります。(余りにも近すぎると、ツッコミが成功したのに吹っ飛んだりします。)
雨やマラーを届かせたいと近くの位置取りをする方もいますが、意外にマラーは遠くまで届くので、そこまで近づかなくても大丈夫です。

②サソリ3は白は2回行動、黄色以降は3回行動です。サソリが前衛に攻撃したら2行動目を警戒しましょう。前衛への攻撃の直後に魔蝕とかが来る可能性がありますので、前衛への攻撃に反撃するときは、スコルピオや絶などのモーションの大きい技以外のときは硬直の大きい技は使わず、次の行動を見きわめましょう。

③サソリが後衛に向かって動き出したら壁開始。前衛は少し押されてから攻撃を始めましょう。接触した時こちらも動くと壁が抜けてしまいますので、はじめは棒立ちで押されましょう。

④重要なのは、サソリが数歩歩いてからいきなり熱波や魔蝕、ブラッドなどを撃ってくることがあることです(いわゆる「歩き魔蝕」など)。
この現象は、直前に前衛に対してスコルピオ系の攻撃を使っていた時で、かつAI1のときに起こります。AI1で後衛タゲが選ばれて歩き始めた場合、そこで選ばれた技はクロス、デス、通常のいずれかです。ところが、もしその直前の攻撃で使ったのと同じ技が選ばれた場合、以下のような状況が起こります。

 ・前衛にデススコルピオ!
   ↓
 ・後衛タゲのデススコルピオを選択し歩き出す(タゲ仮決定)
   ↓
 ・2秒後、サソリ攻撃可能となる
   ↓
 ・しかしまだデススコルピオのCTがたまっていないことに気づく
   ↓
 ・急遽デススコルピオを放棄し、別の技を選択
   ↓
 ・歩き魔蝕!

以上のような状況に対処するため、歩き出して2秒間はツッコミ待機で様子を見てからタイガーを始めるようにしましょう。様子見中もターンは貯まっていますので、攻撃回数が減るわけではないので大丈夫。

壁開始から12秒経ったら、タゲの後衛はわざとサソリに近づき攻撃を受けます。とはいっても、正面から当たると壁の人達を攻撃に巻き込んでしまいます。そこで、下図のように少し回り込んでサソリの脇腹にぶち当たるように動きましょう。こうすれば自分だけ攻撃を受けることができます。
当たるのが遅れるとかえって危険です。特に2回行動目のときは15秒でターンエンドが来ますので、少し遅れるとタゲもろともエンド熱波で吹っ飛ばされたりします。後衛こそメトロノームをきちんと使った方がいいです。

壁開始後12秒経ったら・・・
回り込んでサソリの脇腹にぶち当たる

⑥タゲが攻撃を受けたら全員すぐに離れて押し反撃の熱波・破軍を警戒。サソリ3の場合、押し反撃はデス、熱波、破軍のいずれかです。熱波と破軍は有効射程範囲内にプレイヤーがいないと撃ってきませんので、前衛は中距離に位置して誘発させましょう。

サソリがタゲに攻撃
前衛は押し反撃を誘発して下がる

⑦押し反撃が来たらターンは終了。押反が終わったらサソリのゲージは空になりますので、AI1だろうがAI2だろうがターンのため直しが発生します。このときは攻撃やバフのチャンス。ここまで終わったら①に戻ります。

⑧アビスが来たら、賢者はサソリの正面からズレてすぐに奇跡の雨です。同様に道具は雫を使いましょう。
重要なのは、このとき前衛のまものがフラフラ左右に動かないこと。アビス後にサソリがブラッドを撃ってくることがありますが、そのときまず一番近いプレイヤーの方を向き、方向を決定して、それからブラッドを撃ってくることになります。このときに前衛が左右に動いていると、サソリがそれを追って向きを変えるため、せっかく射線からズレている賢者や道具がブラッドに巻き込まれてしまいます。

⑨アビス突入時の時間を覚えておきましょう。その秒数が来たらサソリはダウンしますので、それに合わせて直前に災禍とかを敷き始めても大丈夫です。
前衛はライガーを撃つ前に、道具使いがレボルを使うかどうかを見定めましょう。レボルが来るならライガーはちょっと待った方がいいです。ダメージが全然違いますので。
なお、壁をしていて相撲ゲージが貯まっている状態でダウンした場合、復帰直後に押し反の熱波や破軍を撃ってきます。こういう場合、サソリ復帰時は特に注意しましょう。



【その他】

●ライガーを撃つときは
ライガーでの削りはサソリ討伐に大変重要です。せっかくライガーを撃つなら、できれば300×5ではなく、1000以上×5を狙いたいところ。できるだけ素ライガーではなく様々な効果を乗せて撃ちましょう。
一番簡単でかつ劇的な効果があるのはレボルスライサーなので、できればレボルライガーを狙いましょう。レボルはCT90秒、持続時間20秒です。
道具の方は、ガジェや災禍を敷く時はレボルの有無を言うといいと思います。「レボルCT無し(ライガー撃っていいよ)」みたいな定型文も見たことあります。
まもの方は、ザオトーン明けにガジェや災禍が敷かれても反射的にライガー撃ったりせず、次の道具の動きを見極めてからにしましょう。続けてレボルが来るかもしれません。

●技決定のタイミング
サソリが使用する技を決定するのは通常ゲージが貯まる時です。この時にAI1で使う技だけではなく、AI2やAI3の技も同時に決定されています。そのためAI1とAI2でCTが必要な同じ技が選択されたりはしません。
(しかし次のAI1は無関係に選ばれます。AI2とAI1に同じデススコルピオが選ばれた結果、歩き魔蝕などの現象が発生したりするのは前述のとおり。)

ちなみにサソリがダーッと下がっていって距離をとって死毒や分散災禍を撃ってくるのはおそらくAI1のときです。このとき慌ててタイガーで追いかけても時間のロスが生じ、直後に破軍とかが来たらまずかわせません。そのため、サソリが下がっていったら無闇にタイガーで追撃しない方がいいでしょう。

●HPリンクの更新
HPリンクは切らしたら大変なのですが、硬直が恐ろしく長いので更新のタイミングが難しいです。
私がよくやるHPリンク更新のタイミングは、円陣殺のとき、2人壁が成立した1ターン目、ザオトーン明けの休みタイムなどです。とくにオススメは円陣殺ですね。ワタアメの更新にもいいですよ。



ドラゴンクエストXランキング

0 件のコメント:

コメントを投稿