ドラクエの敵の攻撃には印象深い強い技がありますね。
例えばダークキングのフィルグレアの分裂、スコルパイドのザオトーン、ダークキングのクリスタルまき散らしなどの技は、ド派手かつ恐ろしい攻撃として鮮烈に記憶に残っています。
一方で、多くの人の記憶にはあまり残っていないけど、当時は地味に恐ろしかった技もあります。中には戦闘中「あれが来るなよ・・・来ないでくれよ・・・ウギャア~」みたいに必死に祈っていたような地味強な技もありました。
そこで、これまで戦ってきた敵の攻撃で、私が地味に恐ろしいと思うベスト5をご紹介しましょう。
①ドラゴンガイア強・ダメージ完全ガード
トップバッターは懐かしのドラゴンガイア強です。
ノーマル版のドラゴンガイアにも「打撃完全ガード」と「呪文完全ガード」があり、それを解除するために賢者を入れる構成がはやっていました(いわゆるガイア構成)。
そのドラゴンガイアの強化版のドラゴンガイア強は、さらに「ダメージ完全ガード」を使ってきます。ダメージ完全ガードが来ると、30秒間は打撃も魔法も全て受け付けなくなり、洗礼もGFも効かなくなります。
更に完全ガード中はガイアの体重が2倍になるというギミックがありました。こうなると重さを積んだパラでも支えきれずに押されてしまいます。そのため、ダメ完全ガード効果中の30秒間はタゲ下がりしてひたすら耐えるしかないのですが、それを知らずに撃ち続けていたり、洗礼しにくる人たちが後を絶ちませんでしたね。
②ゴースネル・牙の襲撃
お次はゴースネルです。ゴースネルの実装時期は、レグナードもまだまだ盛ん、フィルグレアも登場、さらにゴースネルと、まさにパラ全盛期でしたねえ。
あまり知られていませんが、ゴースネルの技で最も危険なのは牙の襲撃です。はげおた・おぞおた以外のゴースネルの技のほとんどは大防御で耐えられますが、唯一、牙の襲撃だけは発動が速すぎて大防御では間に合いません。とっさに刃の防御を選ばないといけないのですが、あまりにも速すぎて反応するのは至難の業でした。
しかも「牙王閃」と名前が似ているうえに牙王閃の方は大防御しないと死んでしまうため、どうしても大防御の方に意識が行ってしまいます。二連撃なのも地味にキツい技でした。
幸い与えてくるダメージは通常撃なので防御が間に合わなくてもなんとか耐えられるのですが、テンションバーンでテンションが上がったり、闇の衣をまとっている最中だと、パラのHPであっても一撃で殺されてしまいます。闇の衣の間は必死に祈ってましたね。
③ファラオニビス・はげしいおたけび
実装当初のピラミッド8廟の難易度は異常でしたね。あまりの難易度の高さにビビって、しばらくは行くのを避けていましたよ。
ヘルマのゴールドシャワーの凶悪さに隠れてあまり目立ちませんでしたが、ニビスのはげおたも地味に超恐怖でした。異様なまでに発動が速く、見てから回避するのはほぼ不可能。しかもチャージタイムが設定されていないのか、平然と連発してくるという・・・。よくこれで転ばされてゴールドシャワーの餌食になってましたね。
④ジェルザーク・翠将の喝破
これは最新のハイエンドの敵が使う技なのでもちろん皆さんご承知でしょう。しかし、魔戦をしたことがなければ喝破の恐ろしさはあまり分からないのではないでしょうか。
ジェルザークには禍唱・迅雷・おぞおたなどのツッコミ避けが必要な凶悪な範囲攻撃が幾つもあります。喝破もそれと同様で、基本的にはいずれの攻撃も必ず避けなければいけません。
ところが喝破には名前がそっくりな「翠将の威風」という技が存在しており、あちらは回り込んでの膝避けもしくは刃の防御が必要になります。避け方が全く違うので、とっさに混乱して刃の防御をしてしまったりするんですよね。最近目が悪くなってきたので、地味に厳しい技です。
⑤レグナード・激怒咆哮
ラストはレグナードの竜の咆哮です。咆哮自体は十分にメジャーな強技といえるのですが、そんな中でもあまり恐ろしさが一般に知られていないのが「激怒咆哮」です。
レグナードはHP50%以降、怒り状態になると竜の咆哮を撃ってきますが、そのこと自体はあまり問題ではありません。それどころか、タゲが固定された状態になったうえでターンエンドに通常がなくなるため、むしろボーナス状態になります。ですから怒りを取っていただくのはパラにとってはありがたいばかりです。
問題は激怒の方ですね。怒りと激怒の違いを知らない方も多いのですが、激怒はターンエンドに通常攻撃がありますので、エンドでかならず大防御しなければなりません。しかも、あらゆるダメージが怒り状態よりも更に大きくなります(通常1.0→怒り1.25→激怒1.5)。さらに咆哮直後はレグのテンションも上がります。そのため、激怒咆哮でパラがショック状態になってしまった場合、ターンエンドで通常攻撃が来たらパラが必ず死んでしまうという恐ろしい事態になります(´・ω・`)
①パラが復帰後に堅陣→レグの通常一発目で堅陣消費、二発目でパラ即死。
②パラが復帰後に大防御→レグの通常二連でパラ即死。
パラは大防御しておけばどんな攻撃にも耐えられる、と思っている方も多いのですが、激怒かつテンションの上がったレグの前には大防御すら耐えられないのです(´・ω・`)
仕組み上、聖女と堅陣があれば耐えることは可能ですが、堅陣のCTが無い場合は無理。そのため、激怒咆哮でパラがショックを受けた後のターンエンドは、本当は僧にエンドに残ってもらってパラは離脱したいんですよね(僧は死んでも天使がありますので)。でも残ってくれる僧はほとんどいなくて、結局毎回お祈り大防御でしたよ(´・ω・`)
蘇生された後に壁に入ったときも、本当はズッシードじゃなくて回復をして欲しいのです。でも大抵ズッシが来てしまい、HP半分のままエンドを迎えて、激怒レグの通常二連で大防御の上から噛み殺されていたのも良い思い出です。
このように本当は恐ろしい激怒ですが、2分の1の確率ではげおたが来てくれればパラは吹っ飛びつつもなんとかしのげるということもあり、結果的に激怒咆哮の恐さは一般に認知されることが無いままでした。多分「このパラ何エンド通常で死んでんの。ちゃんと大防御しろよ」みたいに思われていたでしょうねえ。
そう考えると、やはり地味に恐ろしい技のトップはレグの激怒咆哮で決まりでしょう。
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