私は以前からMicrosoft製のコントローラーのエリコン2（Microsoft Xbox Elite ワイヤレスコントローラーシリーズ2）にキーリマップソフトであるreWASDを当てて使っています。
以前はエリコン1を使っていたのですが、酷使しすぎて持ち手のところのカバーが剥がれたため、2020年の夏にエリコン2に買い換えました。
それ以来ずっとこのエリコン2を使っていたのですが、今月に入ってついにLボタンが効かなくなってしまいました。2万近くするコントローラーなので簡単に壊れてもらっては困るのですが、2年間使ったのでまあ仕方ないかもしれません。
Lボタンが壊れてもバトルには支障が無いのでしばらく我慢しつつ使っていたのですが、錬金の時とかに微妙な調整ができないのでさすがにイライラし始めましたので、思い切って買い換えることにしました。
一度エリコンを使ってしまった身なので、買い換える品もエリコン以外考えられません。
エリコンは今度シリーズ3が出るといわれているので、それを待とうか･･･とも一瞬思ったのですが、Microsoftの新製品とかどうせ不具合の嵐になるだろうと思い直して、性能的に枯れているであろうエリコン2をもう一度買うことにしました。Amazonで見てみると、16000円代と昔より安くなっていましたので即購入。
※購入翌日に再度Amazonを見たら、たった一日で1,000円くらい値上がりしてましたよ。こんなところにも円安の影響があるんですね(´･ω･`)
 |
| 背面の4つのパドル |
エリコンの最大の特長は背面にある4つのパッドです。WindowsアプリのXboxアクセサリーを利用してこれらのパッドに任意のボタン操作を割り当てることができます。十字キー操作やジャンプを割り当てたりできるわけですね。
ただし、Xboxアクセサリーではパドルにキー操作を割り当てることはできません。私は背面パドルにアクティブウィンドウの切替（ALT+TAB）を割り当てたいので、海外のシェアウェアであるreWASDを使っています。（https://www.rewasd.com/）
reWASDはゲームパッドのみならずマウスやキーボードにも任意のボタン操作やキーを割り当てられる最強のキーリマップアプリです。以前は英語のみでしたが、最近日本語にも対応しましたのでより使い勝手が良くなっていますね。
 |
| いつの間にか日本語対応している |
ちなみに私がreWASDを導入したときの手順は以下のとおりです。
REWASD本体は6ドルですが、本体には最低限の機能しか入っていません。私がやりたいキー割付をするにはオプションのアドバンスドマッピング（9ドル）とキーコンボ（9ドル）も必要なようです。その他のオプションも全部込み込みで19.99ドルでしたので、こちらをチョイス。
支払いはペイパルで行いました。クレカでも支払えますが、海外のアプリをクレカで買うのが不安ならペイパル経由で支払えばいいと思います。
支払いはペイパルで行いました。クレカでも支払えますが、海外のアプリをクレカで買うのが不安ならペイパル経由で支払えばいいと思います。
- それでも不安なら、コンビニで3000円のVプリカ（プリペイド方式のVISAカード）を買ってきて、Vプリカのアカウントで3000円のバーチャルなクレジットカードをつくりましょう。続いてペイパルのアカウントを作って、支払い方法の設定でこのVプリカから引き落とされるようにしたうえで、そのペイパル経由で買えばいいと思います。この方法ならコンビニのプリペイドで完結するので安心ですね。自営や学生とかでクレカを作りづらい人もいけるでしょう。
続いて背面パドルにALT+TABを割り当てる方法を書いておきましょう。
ALT+TABをマッピングするには、ボタン設定画面で任意のパドルを選んで「Key Combo」を選択します。そうすると以下の画面が出てきますので、キーコンボに使うALTキーとTABキーを選択します。
するとウインドウにLALT↓・LALT↑・TAB↓・TAB↑と表示されます。これは、①左ALTキーを押す→②左ALTキーを離す→③TABキーを押す→④TABキーを離す、というキーコンボですね。
でも、これではウィンドウの切替はできません。ウィンドウの切替は「ALTキーを押しながらTABキーを押して、TABキーを離してからALTキーを離す」という操作となります。つまり、上の並びでいえば①→③→④→②にならないといけないわけです。
そこで、③と④をそれぞれドラッグして①と②の間に移動させて「Apply」を選びましょう。
設定が完了すると、設定したパドルで画面切り替えができるようになります。もともとのボタン操作とかぶらないように「Unmap」という箇所がオン（黄色）になっているかどうかも確認しておきましょう。
するとウインドウにLALT↓・LALT↑・TAB↓・TAB↑と表示されます。これは、①左ALTキーを押す→②左ALTキーを離す→③TABキーを押す→④TABキーを離す、というキーコンボですね。
でも、これではウィンドウの切替はできません。ウィンドウの切替は「ALTキーを押しながらTABキーを押して、TABキーを離してからALTキーを離す」という操作となります。つまり、上の並びでいえば①→③→④→②にならないといけないわけです。
そこで、③と④をそれぞれドラッグして①と②の間に移動させて「Apply」を選びましょう。
設定が完了すると、設定したパドルで画面切り替えができるようになります。もともとのボタン操作とかぶらないように「Unmap」という箇所がオン（黄色）になっているかどうかも確認しておきましょう。
以上が以前エリコン1を導入したときのreWASDの設定方法です。ところが、今回新しいエリコン2を接続したところreWASDで背面パッドが認識しなくなってしまいました。通常のボタンは全て認識するのですが、背面パッドだけは全く認識していません。Xboxアクセサリーの方では背面パッドの設定ができますが、こちらではキーボードの割り当てができないので困ってしまいました。
この原因はどうやらエリコン2の新しいファームウェアとreWASDの相性にあったようです。新しく購入したエリコン2を起動するとUSBでつなぐように指示があり、指示どおりにすると自動でファームウェアのアップデートが始まったのですが、これをやってしまうとreWASDに不具合が発生するみたいですね。まさかそんな罠があるとは(´･ω･`)
困り果ててググって調べてみたところ、5chのreWASDのスレで「ファームウェアの復元」をすればいいという情報が見つかりました。祈るような思い出ファームウェアのダウングレードをしたところ、無事にreWASDで背面パッドが使えるようになりました！
ホッとしましたよ(´･ω･`)
ホッとしましたよ(´･ω･`)
※ファームウェアの復元については以下のスレを参照しました。荒らされてDAT落ちしていますので手順のみ転記しておきます。
- 5ch【ゲームパッド】reWASD対応入力デバイス Part1スレ 36-38（過去スレ）
- エリコン2接続→アップデート
- REWASD導入→アクティベート
- エリコン2ダウングレード
準備：エリコンを有線接続しておくのがおすすめ（無線だとアプデ失敗するかも）
①スタートメニューで右クリックして「ファイル名を指定して実行」を開く
②以下をすべて半角で以下を入力して「OK」を推す
xboxaccessories:\\firmwareupdate?legacyDowngrade=true
③Xboxアクセサリが起動してバージョンを戻しますか？と聞かれるのでバージョンを戻す
④成功したらファームが戻ってreWASDでパドルがちゃんと認識できるようになる
reWASDはコンフィグの切替もできますので、強敵とのバトルの時だけコンフィグを切り替えて、LボタンとRボタンに十字キーの左と右を割り当てたりすることもできます。これと背面パッドのボタン設定を合わせることで、移動しながらコマンドを選択することも楽々できていますよ。
私はぶきっちょなのでモンハン持ちとかはできませんが、エリコンを使えばそれと同様のことを実現することが可能です。エリコン様々ですね！
0 件のコメント:
コメントを投稿