以前このブログで自作の鍛冶金策用のエクセルシートを紹介したことがあります。(詳しくはこちらのページを参照。)
サブの道具鍛冶プクリポは今や我が家の稼ぎ頭なのですが、当初はまともに商材を叩くこともできず、脳死で打てる光の裁縫針でチマチマ稼ぐことのがせいぜいでした。鍛冶は数値を見て計算しなければならないのですが、その計算がダルすぎて真面目にやる気にならなかったのです(´・ω・`)
しかしいつまでもそのままでいるわけにはいきません。そこで一念発起して鍛冶計算用のエクセルシートを作成しました。商材を予め設定しておき、現在の数値をシートに入力していけば自動的に残り数値を計算してくれるようにしておき、さらに各温度ごとの打撃力の一覧も表示するようにしたのです。
これを作ったことにより、あとどれくらい寄せなければならないか、現在の温度・強さで叩いたときにはみ出してしまわないかどうかが一目で判断できるようになりました。このシートを使うようになって以来サブリポの道具鍛冶の大成功率は飛躍的に上昇しています。
最近ではキッズ垢のまめうさぎでも防具鍛冶を始めています。職人のレベル上げは大変ですが、エンゼルスライム帽がレベル69まで対応しているのでやや楽になっていますね。現在職人レベル50台前半でようやく上下ねらい打ちを覚えたところです。
ところで、防具鍛冶職人も同じ鍛冶なので上述の鍛冶シートが使えるかと思っていたのですが、防具の種類が多すぎてシートが使いがたいということが分かりました。小手は縦3マス、盾は2×2マス、体上は6マスだけど足は変則4マス、体下は8マスとか、わけ分かりませんよ(´・ω・`)
道具鍛冶の時は光ハンマーと超あまつゆだけ叩いていればよかったので鍛冶シートは6マス固定だったのですが、このままだと防具鍛冶でははなはだ使いづらいです。そこで頑張っているまめうさぎのために再度重い腰を上げて、鍛冶シートの新バージョンを作りました。折角なのでこの新バージョンもダウンロードできるようにしておきます。
新バージョンの使用方法の基本は前回のものと変わりません。今回は叩く商材によってシートを分けています。以下の4種類のシートがあります。
- 2-3マス(片手剣・短剣・腕・木工刀・裁縫針など)
- 3-4マス(盾・頭・ランプなど)
- 4-6マス(体上・足・超素材・オーブなど)
- 7-8マス(両手剣・体下・フライパンなど)
シートの入力画面 |
シートのタブはこんな感じ。実際に鍛冶をするときに使う「入力用」のシート、叩く商材を選ぶ「商材選択」のシート、各商材の数値を設定する「商材データ」のシートに分かれています。
今回は商材の種類でシートを分けている |
最初に商材選択シートで商材を選びます。プルダウンメニューで商材を選んでください。道具と防具の鍛冶商材を幾つかプリセットしています。
商材選択シート |
商材を選択してから該当の入力用シートを開くと、選択した商材が表示されています。打撃箇所ごとに黒字で該当箇所の下限値・上限値(太字)が表示されています。一回叩くごとに黄色のセルに現在の数値を入力すれば、その箇所の上限値までの残りの数値を表示してくれます。各温度ごとの打撃力の一覧も表示していますので、それを見ながら上限値を超えないよう寄せていってください。
黄色のセルに現在の数値を入力していく |
地金が倍会心や倍半のときに打撃力を計算しやすいように、現在の残数値の2倍、1/2倍の数値も常に表示しています。
例えば倍撃ターンなら青文字の数値を見ながら打つ |
商材を設定したらあとはTABとテンキーだけで操作できます。TABキーを押すごとに6箇所ある入力マス(黄色のセル)をカーソルが動きますので、そこに数値を入力してください。黄色のマス以外はロックしているので入力できません。
※エクセル以外の表計算ソフト(Googleスプレッドシート等)で開いた場合はTABが使えないことがあります。
黄色のセル以外は入力できない |
商材の設定は自分で行うことが可能です。商材データのシートを開いて、自分が使う商材の数値をマスごとに上限値・下限値に分けて入力してください。既存の行を上書きしても構いませんし、新たに行を追加することも出来ます。
他のシートはロックをかけていますが、商材データのシートはロックをかけていません。間違った数値で上書きしてしまうと計算がズレてきますのでご注意を。
いくつかの商材をあらかじめ入力してある |
商材が多くなると手順を忘れてしまいますよね。特に久々に打とうとする商材だとなかなか思い出せなかったりします。そこで商材ごとに自分の手順をメモしておくことができる簡易メモ機能をつけました。あらかじめ商材シートの方にメモを記入しておくと、商材を選択した際に数値入力用シートの画面下の方に自動でメモが表示されます。
Memo欄に自分で記入した手順メモを表示できる |
メモを記入するのは商材シートのRの列です。ここに手順を記入してください。「縮小して全体を表示」にしているので文字が小さくなって見づらいため、Windowsのメモ帳か何かであらかじめつくっておいたものをコピーすればいいと思います。
自分用メモの列に手順を記入しておく |
毎回毎回入力した数値をクリアするのがダルかったため、数値リセットボタンも付けました。このボタンをクリックすると一発で黄色セルに入力した数値を全て消去することができます。ただしマクロを使っているので、マクロを有効化しないと使えません。
右側のボタンを押すと数値リセット |
※他人の作ったマクロ入りファイルなんか使うのはイヤだという方もいると思います(自分なら絶対使いません)。ということで一応マクロ無しのファイルも置いときますよ。
以上、鍛冶数値計算シートの新バージョンの紹介でした!
シートは以下に置いておきます。単なるエクセルファイルですのでご自由にダウンロードしてお使いください。ただし再配布はご遠慮いただきますようお願いします。
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