（初出2017.2.10）
今回から「やりこもうパラディン」と題して、打倒レグナードを目指すための知識を書いていきたいと思います。
レグはこれまでのパラ構成の敵とは次元が違います。これまでの敵はぶっちゃけ「見てから大防御」でＯＫでしたが、レグはそうはいきません。レグと戦うには、正確な知識を持ったうえで、それをフル活用する必要があります。
第1回目の今回は「ターン」について、これまでよりも詳しく見ていくことにしましょう。
そもそもターンとはなんでしょうか。それを理解するために出てくるのが【ターンゲージ】という考え方です。
このゲージは目に見えませんが、時間が経過するとだんだん貯まっていって、それが満タンになると行動できるようになります。
この目に見えないゲージが貯まりきるとコマンド入力できるようになります。一回コマンド入力して行動するとこのゲージは空になり、また貯まりきるまではコマンドが出てきません。
プレイヤーはゲージを二本持っていて、一本目が満タンになると二本目が貯まり始めます。二本とも満タンになると、一回目の行動の後にすぐコマンド画面が出てきて二回目の行動をすることができます。これが「ターンを貯める」という言葉の意味ですね。
このゲージは実は敵も持っています。一般的には「通常ゲージ」と呼ばれています。
敵も一回行動した後はこの通常ゲージが空になり、貯まりきるまで次の行動はできません。通常ゲージが貯まるスピードは敵によって違いますが、レグはこのゲージが貯まるのがとても速い敵です。レグは一度行動を終えてから一息ついて、次に動き出してからおよそ「2秒」で通常ゲージが貯まります。つまり、レグが動けるようになって最速2秒で次の攻撃が来るわけです。
二回行動の場合は、この通常ゲージが「一気に二本貯まる」と考えていいです。レグⅣは必ず二回行動ですので、一度にゲージが二本分チャージされます。
さあ、2秒経って通常ゲージが貯まりました。ここでレグは攻撃を行います。しかし、そのときレグが後衛をタゲに選んでいてパラと相撲状態だと、レグはなかなかタゲにたどりつけません。
相撲をしていて一定時間タゲにたどりつけない場合、レグはあきらめて手近な敵（パラ）に攻撃を行うことになります。このレグが「あきらめるまでの時間」は「15秒」です。通常ゲージが貯まってから15秒経つとターンエンド攻撃が行われ、そこでレグの行動1ターンが終わります。
つまりレグの行動1ターンは、レグが動き始めてから通常ゲージが貯まる「2秒」と、あきらめるまでの「15秒」を合わせて17秒になるわけです。
パラがきちんと相撲をしていれば、1ターン17秒の間レグは何もできず、プレイヤー側は行動し放題です。これがパラ構成のポイントですね。
さらに、ターンエンド攻撃が行われると全てのゲージが「空」になります。たとえ二回行動で二本分ゲージがあったとしても、二本とも空になって最初からゲージ貯め直しになります。
だから、パラ構成においては、パラが無力化されずに相撲を続けることが大変重要になるわけです。
ややこしいですが、ゲージはもう一本あります。それは「相撲ゲージ」と呼ばれています。この相撲ゲージは、通常ゲージとは別に、レグとプレイヤーが相撲状態になると貯まり始めます（こっちが押していなくても、レグに押されていれば貯まります）。
相撲ゲージは、相撲状態が8秒続くと満タンになります。相撲ゲージが満タンになるとレグは自動的に攻撃を行います。これが「相撲反撃」とか「押し反撃」とか言われるやつですね。
でも、普段は相撲をしていてもすぐに反撃が来たりはしません。それは、「押し反撃よりも通常攻撃の方が優先される」というルールがあるためです。相撲ゲージよりも通常ゲージの方が早く貯まるため、相撲が8秒以上続いて相撲ゲージが満タンになったとしても、レグは通常攻撃を優先するために、相撲が続くことになります。
（レグが動きだす前から押しまくっていると、通常ゲージより先に相撲ゲージが貯まって押し反撃の方が来てしまいます。これが「押しっパラ」がダメだと言われる理由ですね。）
レグが15秒間タゲに追いつけなければ、最終的にレグは通常攻撃をあきらめてエンド攻撃を行い、1ターンが終わって全てのゲージがリセットされます。
今回の話をまとめます。
1.レグには通常・相撲の2つのゲージがある。
2.それぞれのゲージが貯まるとレグが攻撃を行う。ただし、押し反撃より通常攻撃が優先される。
3.動き始めて通常ゲージ2秒、ターンエンドまでの15秒の合計17秒歩くと、レグがあきらめてエンド攻撃が行われ、1ターンが終わる。
4.エンド攻撃が行われると全てのゲージはリセットされる。
以上です。次回はエンド攻撃についてもう少し詳しく見ていきましょう。
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