DQ10にはAペチ(エーぺち)と呼ばれる技があることはご存じだと思います。
Aペチとは要するに、コマンド選択の初期画面で一番上にある「こうげき」にカーソルがあわさっている状態でAボタン(決定ボタン)を押すことで、自キャラが敵に対して手持ち武器による通常攻撃を行うことです。
このとき自キャラは(弓やブメなどの遠隔武器を除けば)敵のところにダーッと走っていってペチっと叩きます。Aを押してペチっと叩くから「Aペチ」ですね。
Aペチは攻撃ではなく移動手段として使用します。DQ10では技を出すために移動するときの速度は通常移動より遥かに速いので、敵のところまで高速で移動したいときにAペチを使うわけですね。
(味方のところに高速移動したいときはツッコミを使いますが、あれと同じです。)
今回のバラシュナではテンペストがありますので特にAペチが重要です。このAペチを使うときの簡単かつ極めて重要なポイントを書いておきたいと思います。
バラシュナはBモードやサソリ召喚時にテンペストがありますので、常に注意しておかなければいけません。テンペは発動が速いので、テンペストの文字を見てから普通に走っても間に合わないことがほとんどです。そのため、テンペのときはAペチ移動が基本です。
そこで重要となってくるのが、普段コマンド選択画面で「カーソルを合わせておく場所」です。
壁役が敵の範囲攻撃を避けるためにツッコミにあらかじめカーソルを合わせておくことを「ツッコミ待機」とか言いますよね。ツッコミ待機しておけば、敵の範囲攻撃を見た瞬間に味方に向かってダッシュできます。
では、バラシュナはコマンド選択画面のどこにカーソルを合わせて待機しておけばいいのでしょうか。
ものすごく簡単な話なのですが、バラシュナのカーソル待機場所は初期画面の「こうげき」です。ツッコミ待機ならぬ「こうげき待機」ですね。
PT全員ここにカーソル待機しておくことで、テンペを見た瞬間ポチッとAを押すだけでバラシュナに向かって走ることができるわけです。
Aペチが遅れてテンペを喰らってしまう人は、おそらくバラシュナの行動を見るときにこうげき待機をせず、呪文や特技の画面を開いちゃってるんだと思います。
さんざんテンペで死んできた私が言うんだから間違いありません(´・ω・`)
例えば僧の場合、敵の攻撃に合わせてPTのHPを全快にしようと、あらかじめコマンド画面の「じゅもん」を選択してベホマラーにカーソルを合わせていたりします。
ベホマラー待機している悪い例 |
この場合、テンペが来たら慌ててベホマラーをキャンセルして初期画面に戻りこうげきを選択しAを押すことになります。もちろんそんなことをしていたら間に合いません(´・ω・`)
ですから、バラシュナの技を見るまでは呪文や特技の選択画面を開いてはいけません。カーソルはかならずこうげき待機にしておいて、とっさのテンペに備えておきましょう。
逆にいえば、バラシュナの技でとっさに反応してコマンド対処で移動しなければならない技ってテンペだけです。それ以外の技は普通に移動するだけよかったり(羅刹弾やパラライズなど)、そもそも動く必要も無かったりします(呪文や爆震など)。
ですから、バラシュナの技を見るまではこうげき待機しておいて、技を見てからコマンドを開いて呪文を入力、という繰り返しで全然OKですね。
バラシュナは一瞬のコマンド入力速度を争う敵ではなく、相手の攻撃を見てからでコマンドが十分間に合う、非常に後出しジャンケンに勝ちやすいボスだと思います。
もう一つAペチの重要な用途として、団体行動しているときに自分だけ味方から離れたいときに使います。
デルメゼ召喚のときはPT全員が集まって時計回りで集団行動を行いますよね。このときバラシュナが狙い澄ましてパラライズ撃ってきたりして、複数人が感電状態になってしまうとそこから崩れたりします。
こういうときは、パラライズにタゲられた人だけがAペチでバラシュナに突っ込み、他の人はそのまま団体行動を続けるようにしましょう。基本的にみんな外周を走っているため、バラシュナ周辺にはサファイアもありませんから突っ込んでも安全です。そこでタゲ一人だけがパラライズを受け、あとはまた走りながら僧のシャイン、賢者のベホマラーで回復すればいいわけですね。
このAペチによる離脱はアンサンブルメテオとか急なジャッジのときも使えて大変便利ですね。
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