2017年10月28日土曜日

始めようパラディン① パラの重さ

(初出2016/12/06)
ドラクエ10に数ある職の中でもパラディンは特に大きな勘違いをされている職の一つです。その勘違いとはズバリ「パラは難しい」「パラはお金がないと出来ない」みたいなものです。
この勘違いがあるため、多くのプレイヤーはパラへの挑戦を敬遠します。そのため野良では慢性的にパラが不足し「@パラ」みたいな募集が増えるわけですね。

パラをやっていると上に書いたようなことが勘違いであることは分かります。そこで今回から何回か「始めようパラディン」と題してパラに挑戦する人のためのガイドを書いてみますよ。



パラはすごいお金がかかるわけでもありません。とんでもなく難しいわけでもありません。にもかかわらず勘違いされていますので希少価値だけはあります。そのため、パラができるようになればパーティ組むのには全然困らなくなります。
皆さんも、是非パラに挑戦されてはいかがでしょうか。



今回のテーマは「パラの重さ」です。

パラの役割は、①敵と相撲して後衛を守る、②敵の攻撃で死なない、の2つです。
ぶっちゃけコレだけです。攻撃力は余り求められませんし、自己回復以外の回復はする必要はありません。従って、この2つの役割を的確に果たしていくことが求められます。

その役割を果たすために真っ先に要求されるが「重さ」です。敵と相撲して足止めをできるだけの重さがあるかどうかが、パラの存在意義の最重要課題です。

パラディンの重さは、スキルのヘビーチャージや僧の魔法のズッシードで2倍になります。ただしこれらで2倍になるのは装備の元々の重さだけに限られており、錬金や合成でついたプラスの重さは2倍になりません。
従って、現在の重さを単純に2倍すればヘビチャ時の重さになるわけではありません。例えば天宮と大戦鬼では、一見同じ重さであったとしてもヘビチャしたときの重さは異なります。
(注:2017.11のVer.4からはヘビーチャージで2.5倍、ズッシードは1.5倍になります。)
ヘビチャ時にどのくらいの重さになるかは、慣れたパラでも簡単には分かりません。ですから、パラを志す場合は、一番最初に「重さチェッカー」というHPを検索し、ブックマークしましょう(検索で簡単に出てきます)。

重さチェッカーでは、装備を入力すると自動的に重さが計算され、さらにヘビチャ時の重さも表示されます。錬金や合成でついた重さや宝珠の重さ、料理の重さなども入力できます。
さらに素晴らしいことに主な敵の重さについても表示されており、ヘビチャ時に誰にどの程度の相撲状態を維持できるかがすぐに分かります(バラモスは重さ635で「押勝」、牙王は重さ740で「拮抗」・・・等々)。
パラならば全員必ずこのページを確認するようにしましょう。


重さの定義については重さチェッカーに書いてありますので、ここでは必要な点だけ簡単にまとめます。

【互角】
このライン以上ならば、こちらから敵を押しているときに押したり押されたりする状態になる。「拮抗」とも呼ばれる。
押すか押されるかはランダムなため、押し込めるときもあれば逆に押し込まれるときもある。
なお、この重さラインの中では、互角ラインピッタリのときであろうと押勝の一歩手前であろうと全く差はない。そのため、どのみち押し勝ちできない相手に対しては、互角ラインに到達した後はHPを積んだりした方がいい。

【押勝】
このライン以上ならば押せる頻度が高まり、足が止まったり押し返されることはあっても、押し続けていれば最終的に壁ドンできる重さ。このラインを超えられれば戦闘がかなり楽になる。
このラインの中ならば、重さを盛れば盛るほど押せる確率が高まる。

【完封】
この重さライン以上ならば、全く足が止まらずに一方的に押せる。このラインを超えられればパラが位置取りを完璧にコントロールできることとなり、相手は一気に雑魚敵になる。
なお、完封ラインの中であっても、重さを盛れば押すスピードが速くなる。


その他、こちらが押していない場合における相撲の状況についてもチェッカーに書いてありますので参照してください。
なお、複数のキャラで押す場合はそれぞれのキャラの重さの合計値が適用されます。またウェイトブレイクが入ると敵の重さは2分の1になります。


上の定義を見ればすぐ分かるとおり「ラインを超えるか超えないか」で劇的に難易度が変わります。そのため多くのパラディンは、ラインを超えるなら重さを盛り、超えないならギリギリ下限に合わせてその分HPを盛ることを選びます。
レグナードにパラで行くときに「重さ728」必要と言われるのは、要するにレグの拮抗ラインが728だからですね。
パラを始めるならば、まずはこの「拮抗ライン」を目指しましょう。


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